本日は運動の習慣化についてです。
「自宅や職場で1日1回この運動をしてください」という
簡単なエクササイズの紹介がよくあります。
テレビなどあらゆるメディアで見聞きしますよね。
しかし
医療従事者、健康産業従事者あるあるですが
誰もしません。
その理由として
「緊急性がない」「覚えていない」「信じていない」
などでしょう。
物事を習慣化させる為にはその必要性を強く感じて理解してもらうこと
やってみようと思える環境があることが重要です。
習慣化への第一歩はその環境にある程度の強制力を
かけることが有効です。
よくある例がダイエットや健康維持のために
フィットネスクラブに入会すること。
この行動自体はとっても具体的で良いことだと考えます。
日本人のフィットネスクラブへの参加率は4%です。
つまり96%の人は何もしないか別の運動をしています。
この具体的な行動まで発展するということは
「このままではまずそうだ」という現実的な危機感を
抱いてのものだと推測できます。
そして
多くの人はここで次の難関である「継続の壁」にぶち当たります。
その壁には
近くにある、通いやすい場所にあるかどうかという「経済的な環境」
毎月の支出として適正価格かどうかという「経済的な環境」
これは自分の問題解決になっているのか?という「心理的な環境」
がると思います。
こういう前提で言えば適切な環境継続も用意していないのに
「こんなに言ってるのに誰もやらない…」と
一方通行に嘆くのはちょいと違うように思います。
人間は簡単な生き物ではありませんからね。
「継続=習慣化」を促したいのであれば
結局は「続けられる環境」を提供することに帰結すると考えます。
ここに「必要な情報を提供する側」と「その環境を整える側」
という役割の違い、業界そのものの違いが存在しています。
よって「この運動を続けてください」という一気通通貫した
サービスの状態=環境、をつくれずにいます・
続きはまた明日です。