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運動の習慣化その②懐事情

本日は運動の習慣化について思うことの続きです。

 

前回は

 

近くにある、通いやすい場所にあるかどうかという

「物理的な環境」

毎月の支出として適正価格かどうかという

「経済的な環境」

これは自分の問題解決になっているか?という

「心理的な環境」

 

という3つの環境のうち「物理的な環境」について書きました。

本日は「経済的な環境」についてです。

 

 

運動する場所としての代表格であるフィットネスクラブの会費は

基本的に月会費制度が主流です。

他で言うとパーソナルトレーニングや体育館などの

市町村施設は1回あたりの都度払いです。

 

 

一般的な国民が毎月継続的に支払う費用の限度額については

概ね5千円~1万円以下という統計データをよく見かけますね。

 

携帯電話料金や水光熱費といった各種インフラ料金も単体では

1万円未満の支出が一般的です。マイホームのローンや積み立てと

なるとまた別の相場になってきます。

 

 

このような「相場」という「前提」があると

他の費用もその前提をベースに安いか?高いか?払い続けられるか?

という判断が生まれます。

 

 

いつでも通える会員種別は約1万円というのが相場です。

最近は格安ジムやすでに全国に広まっている24時間ジムなどが

ありますが、ここではジム、プール、スタジオのある

「総合型」と呼ばれるフィットネスクラブを指しています。

 

 

月に10回行けば1回あたりは千円、しかし忙しい時は週に1回もいけない。

けど、健康のためには辞めてしまうのもどうだろうか…

 

という心理が働いて大概の方は最終的に「もったいないから辞める」という

判断をするようです。自然な判断です。

 

 

他にもフィットネスクラブを辞めてしまう理由はもちろんあります。

しかし多くの理由は「もったいない」です。

 

行っても行かなくても目に見えるような体の変化がない

費用対効果がない

暇が出来たらまた行こう

 

これが従来の流れ。

 

 

 

経済的な理由でフィットネスから離れるとお客様から

告げられるのは私たちトレーナーにとってはとてもつらいことです。

 

 

体育館の場合はもっとシンプルで

 

安い → いつでも行ける → 結果、行かない

 

という流れで「経済的な環境」にすら到達しません。