こんにちは!スモールジム浅草橋・東日本橋店です。
今日は、睡眠についてお話したいと思います。
睡眠は心身の健康を維持するのに重要な要素の1つです。人が健康を保つために必要とされている睡眠時間に対して、現代人の平均睡眠時間は約1時間少ないと言われています。(出典:国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)
また、睡眠時間が短くなることで、本来睡眠で回復できるはずの疲労が蓄積されます。
質の良い睡眠をとることで期待できる効果として、疲労回復や長期的な疾病予防だけでなく短期間で効果が出やすいのもあります。
〇疲労回復
体と心の疲労を回復させるには十分な睡眠が必要です。十分な睡眠を取ることで内分泌機能が向上して体内での代謝活動促進やストレス耐性が強まります。
〇美容促進・美肌効果
お肌のターンオーバーを促進してくれるのは、睡眠時に発生する成長ホルモンです。入眠後、深い眠りに入ると同時に成長ホルモンの分泌が始まります。
〇生活習慣病の予防
睡眠不足は生活習慣の乱れを招く一因です。不規則な生活習慣を続けていると、数年後に心疾患・脳血管疾患を始めとした生活習慣病を発症させるリスクが高くなりますので、十分な睡眠を取りリスクを減らしましょう。
では、睡眠の質を向上させるには
〇就寝3時間前に夕食をとる
食事後すぐに寝てしまうと、体は消化活動を優先するため内臓が休息する時間が短くなります。同じ睡眠時間でも、眠りが浅くなったり疲れが抜けにくくなったりします。就寝時間までの時間が短くなりそうな時には、消化の良いものを少量摂るだけにするとよいです。
〇入浴で体を温める
しっかりお湯につかると、体の隅々に張り巡らされている末梢神経が拡張することで血行促進されるので深い眠りにつきやすくなります。
ただ、長く入ればいいというわけではなく、お湯の温度によって適切な入浴時間があります。
38度前後のぬるめのお湯・・・約25分~30分
40度前後のお湯で半身浴・・・約30分
42度前後の熱めのお湯 ・・・約5分
〇温かい飲み物で睡眠を促す
温かい飲み物は、内臓から体温上昇を促します。体温が下がり始めるときに自然な眠気がおきるので、睡眠のリズムを作るときにおすすめです。安眠効果を高めるためにノンカフェインのものを選ぶのがよいです。
〇就寝1時間前~30分前にストレッチ
体の血液循環を良くするストレッチは、深部体温をスムーズに下げる効果があります。また筋肉の緊張をほぐす効果があるので、体がリラックスして、深い眠りにつきやすくなります。