こんにちは!
スモールジム浅草橋・東日本橋店です。
今日は、ストレッチの重要性について書きたいと思います。
ストレッチの目的と効果
1.柔軟性(関節可動域)を高める
ストレッチを行う事で、筋の柔軟性(関節可動域)が高まる効果があります。
2.傷害の予防
運動の前後で行うストレッチは、準備運動、整理運動として行われます。運動前のストレッチングはウォーミングアップに含まれ、動きながら行う「動的ストレッチ」が向いています。運動後のストレッチングでは、動きを伴わず数秒間伸ばし続ける「静的ストレッチ」により、緊張が残っている筋をリラックスさせていきます。
ストレッチの種類
同じ筋の柔軟性を高めるストレッチングにも、いくつか種類があります。柔軟性や場面に応じて行うストレッチングを選びます。起床後や運動前は動的ストレッチ、就寝前や運動後は静的ストレッチが適しています。
【静的ストレッチ】・・・スタティックストレッチ:反動や動きを伴わず、持続的に関節や筋を伸ばしていく方法
【動的ストレッチ】・・・ダイナミックストレッチ:コントロールした動きの中で筋を徐々に伸ばしていく方法
【動的ストレッチ】・・・バリスティックストレッチ:脱力状態を保ち、反動の力によって大きく引き延ばす方法
ストレッチの注意点
呼吸を止めない:ストレッチを行っている最中は自然に呼吸を続けます。呼吸を止めると身体は緊張状態になり、筋が硬くなるため、十分に筋を弛緩させることができなくなってしまいます。また、呼吸を止めることで血圧が上がるなど身体に負担がかかることがあります。ストレッチ中は鼻と口を使って細く長く呼吸をしながらリラックスした状態で、気持ちよく筋をストレッチしてみてください。
反動をつけない:ストレッチ中は、勢いや反動をつけずに、ストレッチの対象となる筋を少しずつ伸ばしていきます。筋は急激に伸ばされると、筋断裂などの傷害を防ぐために筋内の筋紡錘(きんぼうすい)※1が働き反射的に筋を収縮させます。そのため、反動をつけながらストレッチを行うと、反対に筋紡錘の働きにより筋が収縮してしまいます。反動をつけることで柔軟性が低くなる恐れがあります。
無理をしない:ストレッチは「痛気持ちいい」範囲内で行います。柔軟性が低く硬い筋の場合、ストレッチを行うと痛みを伴うことがあります。ストレッチで痛みがある部位を過度にストレッチしてしまうことを「オーバーストレッチ」といい、筋を痛める原因になってしまいます。「痛気持ちいい」程度で行うと最も効果が得られやすいでしょう。
ストレッチしている筋を意識する:ストレッチしている筋、すなわち、伸ばしている筋を意識することで、神経筋協応能※2が高まります。「今は〇〇を伸ばしている」とストレッチしている筋部位を意識することが大切です。
スモールジム浅草橋・東日本橋店ではストレッチについてなど豊富な知識があるトレーナーが指導しています。
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